2020年7月27日
沖縄県産『赤オクラ』好評販売中!!
莢の色が紫紅色をした5角の赤オクラで生食用として彩りが良く、熱を加えると深緑色に変化します。 オクラには独特のぬめりがあり他の野菜とともに、舌ざわりや歯ざわりを楽しむために利用されます。これらの野菜は健康志向や食生活の多様化から見直され、また、栄養的にも優れており、消費も増加傾向にあります。原産地には諸説がありますが、アフリカ北東部の原産説が有力です。2000年前にはすでにエジプトで栽培されていた、とても古い野菜の一つです。 日本には幕末期に渡来したといわれ、明治6年の記録が最初のものとされています。 オクラは戦前から野菜の一つとして園芸書に載っています。しかし、食用としてはほとんど栽培されなかったようです。ただ鑑賞用として栽培したり、コーヒーの入手が困難であった戦時中は、オクラの完熟種子がコーヒーの代用品として珍重された程度であったそうです。 第2次大戦後、台湾、東南アジアなどでの生活の経験者が内地に帰還し、これらの人達が食べ慣れたものとしてわずかに栽培し始め、また、高知県あたりで夏のハウスを活用できる野菜として高温性のオクラが選ばれ、栄養豊富な食品として宣伝し、料理法などを説明した印刷物を添えてパック詰めして出荷したのが広まった始まりです。戦後のサラダの利用が増えてきた時期でもあり、これが消費者にうけて爆発的な人気がおこり、消費量 の増大に伴って鹿児島県から秋田県まで各地に産地が生まれました。
|
|