2017年9月30日
福岡県特産「菱(ひし)の実」入荷しました!!
菱の実は,ヒシ科の一年生水草の種子で,各地の沼や池に群生します。夏、白色四弁の花が咲き、種子はかたい殻でおおわれ両側に鋭いとげがあります。いわゆる「菱形」です。中の白い部分を生や茹でて食べ、栗のような甘さがあります。菱(ひし)の実には約15%の澱粉が含まれているほかに、ぶどう糖、たんぱく質、カルシウム、ビタミンB群およびビタミンCが含まれています。現代薬理学の研究では、菱(ひし)の実はガン細胞の増殖を抑制するのに効果があることが発見されています。李時珍の「本草網目」には「菱(ひし)の実の粉で作った粥は胃腸を良くし、内在する熱を解き」中年の人、および老人が常食とすると「胃および脾臓を健康にして、足腰を強くし、体内より元気が湧き出るようになる」と書かれています。忍者が敵にまく、“蒔きビシ”は、この実のことなんですよ!
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