2016年5月27日
石川県産『ブロッコリーニ(スティックセニョール)』入荷しました!!
花蕾の部分を食べるブロッコリーは、大変よく食べられている花野菜です。そのブロッコリーの新品種がスティックセニョールです。この他にもスティックブロッコリー・ブロッコリーニとも呼ばれ、店頭にちらほらと並び始めている、茎を食べるブロッコリーです。 アスパラガスのように細長い茎の上に、ちょこんと花蕾がついています。花の部分を食べるブロッコリーと比べ、シャキシャキとした茎を使った料理に魅力を発揮します。 ブロッコリーと中国野菜の芥藍(カイラン)を掛け合わせたもので、もともと日本で開発された品種でした。その後、国内市場ではあまり受け入れられることがなく、アメリカに輸出されたところ、予想外に人気が出たのです。その後、日本に逆輸入される形で帰国を果たし、出回るようになり始めました。 海外で受け入れられたのは、とても高い栄養価のおかげでしょう。ブロッコリーと同様にカロテン、ビタミンC、ビタミンE、サルフォラファンが多く含まれています。このサルフォラファンとは、抗ガン作用があるということで、とても注目されている成分です。また、ブロッコリーと比べて小さいので、手軽に食べることができます。固めにゆでてサラダに、スープの具に、茎は炒め物などにして、楽しむことができるでしょう。これも人気の秘訣かもしれません。 茎をメインに食べるように、最近になって、新しいタイプのブロッコリーがぞくぞくと店頭に並んでいます。はなっこりーをご存知でしょうか。山口県独自で開発されたはなっこりーは、サイシンとブロッコリーを掛け合わせた野菜です。ブロッコリーの栄養価の高さと、サイシンの柔らかさを併せ持つ、新しい魅力を持つブロッコリーです。また、ブロッコリースプラウトもご存知でしょうか。ブロッコリースプラウとはカイワレダイコンのように芽を食べます。カイワレダイコンと比べると、辛味が少なく、シャキシャキトした歯ごたえがあります。更に、ブロッコリー以上のサルフォラファンを含むということで、特に注目されている野菜です。ブロッコリーが苦手な人でも、新顔野菜の味わいならば、食べることができるかもしれません。ぜひ、試してみることをおすすめします。
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