2008年12月6日
鹿児島県産『筍(たけのこ)』好評販売中!
春の訪れを告げるたけのこは、竹の地下茎の節から出る若芽のことで、地表にたけのこの先端が少し現れたところを掘り出します。 日本には600種以上の竹がありますが、その中で食用になるのは6〜7種で、一般に私たちが食べているのは中国・江南地方が原産の孟宗竹です。日本には1736年に沖縄から鹿児島へ導入されたのが栽培の始まりで、それ以降全国に広まりました。 [孟宗竹(モウソウチク)] たけのこの中で最も代表的で生産量が多い品種です。 薩摩の島津吉貴候によって、1736年(元文1)、現在の鹿児島市磯公園に琉球経由で入った株が植えられたのが最初で、以後青森県以南の各地に広まりました。 たけのこは、年末に早堀の物が出ますが、一般的には2月下旬頃より西南団地から出始め、産地が北上しながら5月下旬頃までの間、各地域で収穫が続きます。 孟宗竹のたけのこは大型で肉厚ですが、柔らかくて香りがあり、えぐみが少ないのが特徴です。 少し早いですが、春の訪れを感じて下さい。

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