2007年3月31日
次はいつ入荷するかわかりません!! 愛知県産『カーボロネロ(黒キャベツ)の花』、奈良県産『プチヴェールの花』入荷しました。
写真では一見、似たような商品のご紹介です。
■カーボロネロ(黒キャベツ)の花(※写真上段) カーボロネロ(黒キャベツ)の花の登場です。通常のカーボロネロ(黒キャベツ)の先にちょこんとかわいらしいつぼみが付いております。ちなみに、カーボロネロはイタリア語です。 地中海沿岸が原産地。紀元当初から栽培されていたアブラナ科の非結球キャベツで、葉の表面はちりめん状になります。イタリアのトスカーナ地方の名産であるためイタリアではトスカーナとも呼ばれています。固くて生で食べるにはあまり向きませんが、茹でる(煮る)と深い風合いが滲み出してきます。ビタミンやミネラルを豊富に含み、スープ、炒め物や付け合せなどに利用されます。冬のトスカーナ名物といったら、お豆(白インゲンやボルロッティ豆)とカーボロネロのスープ、Ribollita(リボッリータ)に決まりです。
■プチ・ヴェールの花(※写真下段) プチ・ヴェールの入荷は終了していますが、プチ・ヴェールの花の登場です。通常のプチ・ヴェールの先にちょこんとかわいらしいつぼみが付いております。 プチ・ヴェールとはフランス語で小さな緑(petit vert)と言う意味を持つ小さな野菜です。鮮やかな緑色で、小さなバラの花のようにも見えます。栄養価も高く、甘みもあるので手軽に食べられて栄養満点な野菜として今後が期待されている新顔野菜のひとつです。 さてプチ・ヴェールですが、ケールと芽キャベツを掛け合わせてできた野菜です。ケールはキャベツの原型と言われており、栄養価に大変優れています。ケールはビタミンCやカロテンなどのビタミン類の他、カルシウムやリンなどのミネラルも豊富に含まれています。ビタミン含有量は緑黄色野菜の中ではトップクラスで、カルシウムも非常に多く含まれています。プチ・ヴェールもこうした高い栄養価を引き継いでおり、ビタミンC、カロテン、カルシウム、そして鉄分を多く含んでいます。 国内では静岡と佐賀が育て始めました。ここ何年かで産地も増え、長野・山梨・茨城でも栽培を始めていますが、プチ・ヴェールのパイオニアである静岡と佐賀での生産量が圧倒的に多いです。11月下旬頃から3月中旬までの4ヶ月間に渡り出回ります。周年出回る野菜が多いなか、プチ・ヴェールは限られた時期にしか食べることのできないため、正真正銘の季節限定品と言えることでしょう。 2-3分ほど熱湯でゆがくだけで食べることができ、フランス料理をはじめ和・洋・中とどんな料理にも合います。 口の中に入れるとやわらかく、じゅわっとした甘みが広がります。実際、糖度は11-13度と高いです。丸っこいものが良品とされており、料理の彩りにも最適でしょう。 その他に、ゆでてゴマ和えやおひたしにしたり、クリームとあわせても煮込んだりしてもよいでしょう。また、野菜ジュースの原材料にすれば効率よく栄養を摂取することができます。どのような調理法でもさっぱりヘルシーに食べることができますので、ぜひ今年の冬の料理として楽しんでください。
参考:日本ベジタブル&フルーツマイスター協会ホームページ
※スポット商品のため欠品の際はご了承下さいませ。

|

|