2020年12月8日
広島県産『くわい』好評販売中!!
戦前までは"くわゐ"と書きました。 一年に一度、おせち料理でお目にかかる不思議な食材。 日本古来の伝統食材というイメージがありますが、室町時代までクワイと呼ばれていた物は、 実は現在おせち料理に入っているクワイとは全く別種のクログワイ(烏芋)だったと考えられます。 時代とともに同じ名前が別種の食材を指すようになった例です。 大きな芽が出る。必ず芽が出るというところが縁起物の理由。 含め煮が一般的。アクが強いので、最初に米のとぎ汁で5〜6分下ゆでしてから使います。 こうする事で煮上がった時に色が悪くなるのを防げます。煮ると自然に黄色くなりますが、 さらに黄色くしたい時にはクチナシで着色します。芽は縁起物なので切り落とさずに調理しましょう。 クワイチップスを作る時は、薄く切った後で4〜5時間水にさらしてアクを抜いてから揚げましょう。
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